こんにちはです。あっちのそららです。
いつもは2Dイラストを描いてる当ブログですが、今日は珍しく立体物のご紹介です。もちろんオリキャラで。
学生時代に美術の授業で制作したオリジナルの木工時計。絵へたっぴです。
地面からひょっこり顔を出してる中央の「もぐらのようせい」がメインのオリキャラです。周囲では即興のミニキャラ達がはしゃいでおり、絵本のような世界観です。
右上にはうちのマスコットキャラ、ナムナムくんも。
主な作業工程は、
- 木材を糸ノコギリでカットし、パーツを作る
- 絵の具でパーツに色を塗る
- 土台となるベニヤ板にパーツを接着する
- 全体にニスを塗り、ツヤを出す
- 時計の針とモーターを装着して完成!
こんな所です。肝となるのは1番の糸ノコでの作業です。
この角度で見ると、それぞれのパーツ感が分かりやすい。
糸ノコでカットしたパーツは、「地面」「数字部分4箇所」「もぐらのようせいの両手」「左上のキャラ」「右上のナムナムくん」です。
今でも鮮明に覚えてますが、糸ノコの作業は神経の集中が必要な工程でした。
例えるなら「綱渡り」みたいな感覚でしょうか。
最難関だった数字の3。
単純な図形の集まりであるキャラクターパーツとは打って変わって、数字部分は直角・カーブ・方向転換がコンボで何度も立ちはだかるので、
- 簡単なパーツで糸ノコの練習をしておく
- 木材につける印、下書きは正確かつ濃いめに
- たとえ失敗しても平静さを保つ
などの工夫は必要不可欠です。
文字は細いパーツのため、カットに失敗すれば微修正する余地も無く木材を用意する所からやり直しなので、1か100かの正に綱渡り。
あと、おがくずが大量に出る。
トンカツを揚げる時、一回毎に油周りの衣をきれいにすくうのと一緒で、糸ノコもこまめに掃除した方がやりやすいです。
木工時計の裏側に取り付けたモーター。
電池式ですが、作ってから何年も経ってるので針はストップしてます。置物として活用させていただいてます。
「今はもう動かない、その妖精時計」
次回は続きとして、もぐらのようせいをデジタルで描いたのでご紹介します。
木工時計とはひと味違うイラストになりました。
acchinosorara.hatenablog.jp
(ナムナムをカットする時だけ力が抜ける)