こんにちはです。あっちのそららです。
枯れゆく紫陽花から静かに感じられる、季節の移り変わり。モノクロ写真からじんわりと伝わってくる生命感に触れながら、今年の梅雨を思い返しています。
どんより曇っていた期間でも、紫陽花がその時その場所で咲き誇った証を残しておきたい。色を失い朽ち果ててでも生き抜く、その勇気づけられる姿を捉えたい。
今年は梅雨がなかなか明けず、太陽が一層恋しくなりました。そんな季節に咲く風物詩は、よどんだ空気に光を差すアクセントです。
紫陽花からこぼれ落ちる梅雨の走馬灯を拾い集めました。
植物は、成長する姿も、花開く姿も、そして枯れていく姿も、それぞれ心に刺さる美しさがあります。
来年も、きれいな色と質感で曇った世界を彩ってくれることを期待しています。
自然が織りなすドラマを感じる。