こんにちはです。あっちのそららです。
植物とフェンスが無秩序に絡み合う風景が好きで、よく眺めています。
浸食するツタ、歪んだフェンス、刻まれた錆、散らばる残骸、それら偶然の要素が集まって、ひとつの退廃美が形作られていきます。
季節の移ろいの中にある、停滞した風景を撮影しました。
網目のフィルターが、小さな秋の欠片をつかまえています。
飾った彼岸花ではなく、寂れた彼岸花もまた一興。どこか不気味さもある絵になりました。
なにかが宿りながらも、なにかを失ったかのような、その風景に惹かれる自身の感覚を見据えて、これからも撮影を続けていきたい。
セイタカアワダチソウがあちこちに咲いてます。