こんばんはです。あっちのそららです。
前回の記事でオリキャラ「もぐらのようせい」をモチーフにした手作り木工時計を紹介しましたが、やっぱり2Dイラストでも表現したかったので、木工時計を超える作品を目指しペンを握ります。
木工時計の記事
あの糸ノコとの戦いから数年経ち、自分のオリキャラ達の中でも古株に属するもぐらのようせい。
木工時計時代には整っていなかったデジタル制作の環境は、今やいつでもスタンバイOKの状態。
ワクワクしながらデジタル版・もぐらのようせいの制作が始まります。
ラフスケッチ
まずはラフスケッチからスタート。
シャーペンで流しながら描くアイデアも楽しいモノです。
木工時計の時と構図は似ていて、土からひょこっと顔を出してる構図にします。
もぐら=土から顔出してるってイメージが強い。
今回のイラストはステッカー風のポップな雰囲気を目指します。キャラクターが元々デフォルメだから合うハズ。
もぐらは漢字で書くと「土竜」です。掘った穴(トンネル)の長さが竜のように見えるのが由来って何かの番組で言ってた。
もぐらのようせいが進化すると竜になる、って設定も面白いかも。
次につながるアイデアが生まれてきます。
デジタルへ
デジタルで塗り終えたものです。
トーンや模様を積極的に使い、グラフィカルなタッチにしました。
もぐらのようせいは頭の触角に光を溜め込み、夜になると発光するという特徴を持っています。上半身?しか地上に出していないので、下半身の形状は謎。そもそも下半身があるのかも謎。
全体的にポップな表現が多いイラストですが、対照的に土と空の部分には自作のテクスチャを使用。アクセントとしては丁度良いです。
土の部分に使用したテクスチャ。画用紙に水彩絵の具で描いた素材を色調補正したものです。
空の部分に使用したテクスチャ。こちらの素材はフルデジタルで、色々な形状のブラシを塗り重ねて作りました。
テクスチャは目立ちすぎると気持ち悪い感じになってしまうので、下地と上手く馴染む程度の不透明度に調整しています。
夜バージョンも制作!
夜らしく少し眠たげな表情のもぐらのようせい。昼間に集めた触角の太陽光が光ってます。蛍みたい。
こういう半開きの目、「ジト目」と言うらしいですね。このイラストを通して初めて知りました。
名前とかあったんかーい。
印刷
昼と夜、並べてプリントしてみた。
ポートフォリオに入れたい。
デジタルで仕上がったもぐらのようせい。イラストとしてもグッズとしても良い出来になりました。
昼バージョンと夜バージョン、あなたの好みはどっち?
(もぐらではありません。もぐらのようせいです)