こんにちはです。あっちのそららです。
オリジナルイラストを描き続けていると「良いアイデアが浮かばない」状態に陥ることがたまにあります。一時的なスランプみたいなやつです。
コンディションが悪く、創作に行き詰まっている状態の時は、気分転換にイラスト以外の対象に目を向けてみましょう。
オススメなのは外に出ることです。軽い散歩でもOK!
身の回りにはアイデアの材料があふれています。
草花も、公園の遊具も、日頃から何気なく使っている道具も、見方を変えればイラストに変換できたりします。
ある日、車で移動中にぼんやりと外の景色を眺めていた時、とある信号機が目に入りました。
「あれ、この信号で引っかかるの珍しいな。」
些細なキッカケでしたが、普段の日常とほんのちょっとズレのある体験をして、脳が刺激されたのでしょうか。
新しいイラストのアイデアがビビッとひらめきました。
ということで前置きが長くなりましたが、今回は「信号機」をキャラクター化したイラストを描いたので、ざっくりと制作過程を紹介していきます。
ラフスケッチ
赤・黄・青の三体のキャラクターが、足の生えた樹木みたいな本体?に掴まっているイメージ。
上から「赤(活動中)」「黄(待機中)」「青(熟睡中)」です。
信号機なので、全体的にロボットっぽいデザインにしていきます。
キャラクター完成
赤黄青のキャラクターを清書し、塗り終えました。
交通ルールを破ると、サイレンを鳴らしながら目からビームを発射して攻撃してきます。
三体のキャラクターを本体に装着!
本体は木をイメージした色味・質感になってますが、所々にデジタル要素も入れてキャラクター全体の印象を統一させています。
キャラクター達と本体はコードでつながっていますが、本体は本体で独立した意思がありそう。
仕上げ
本体の先端から放出されるピクセルのようなエネルギー体を追加。
木の葉に見立て、色はグリーンにしました。
イラストの周りにフチをつけて、キャラクターを際立たせました。
白フチの背面に、薄くぼかした影を入れた二重構造に。
背景部分に、信号の色に見立てた自作の模様を追加。
一部分だけ作成し、後はひたすらコピー&ペーストの繰り返し作業です。
完成です!
カラフルでポップなイラストに仕上がりました。
現実にこんな信号機があったら…なんて想像してしまいそう。
ちなみにこの信号機キャラ、自由気ままに移動できるので、持ち場を離れて仕事にならないこともしばしば。
「あれ?ここにあった信号どこいった?」
(赤が一番活動的なので、渋滞が頻繁に起こりそう)